この仕組みを理解すれば、きっとトラブルも少なくなることと思います。
(続きはこちら)
1.パスワードマネジャーの仕組みについて
インターネット上のサイトでは、サービスを利用しようと思ったら、必ずと言っていいほど、IDやパスワードを入力するよう求められます。
その際、いちいち、手で入力するのは面倒ですよね。
その手間を省こうというのが、Firefoxのパスワードマネジャー機能です。
みなさんも、あるサイトに行き、IDやパスワードを入力したあとに、ダイアログで、「このパスワードを記録させますか?」と聞かれたことがありますよね。これがパスワードマネジャーです。
このパスワードマネジャーにパスワードを記憶させると、次からは入力フォーム欄において、↓を押すとID等が出てきますので、入力が楽になるというわけですね。複数アカウントがある場合でも、その選択肢が増えるだけですので、非常に楽ちんです。
このパスワードマネジャーは、ツール > オプション > セキュリティー > パスワード において管理されています。
※ここの「サイトのパスワードを記録する」にチェックがはいっていないと、パスワードマネジャーは使用できません。

さて、ダイアログが出たとき、次の3つの選択肢が出てきますよね。
「記憶する」「このサイトでは記録しない」「今回は記録しない」
みなさんは、この意味を正確に把握していますか?
この意味は以下の通りとなっています。
(1)「記憶する」を選択した場合
ツール > オプション > セキュリティー > パスワード の「パスワードを表示」をクリックしたときに現れる、パスワードマネジャーに記憶される
(2)「このサイトでは記録しない」を選択した場合
ツール > オプション > セキュリティー > パスワード の「例外サイト」をクリックしたときに現れる、パスワードマネジャーに記憶される
(3)「今回は記録しない」を選択した場合
次回も同じようにダイアログが出る
ということは、次のようなケースはこのように対処すればいいことになります。
1.間違ったパスワードを登録してしまった
(1)のパスワードマネジャーを開き、該当サイトの部分を消せばよい
2.間違って「このサイトでは記録しない」を選択してしまって、ダイアログが出なくなってしまった
(2)のパスワードマネジャーを開き、該当サイトの部分を消せばよい
ね、簡単でしょ?
でも、意外に知らない人がいるので、ちょっと書いてみました。
ちなみに、「マスターパスワード」は分かりますか?
「マスターパスワード」とは、
保存されたパスワードや他の個人的なデータを保護するためのパスワード。
この保護されたデータを利用する場合、マスターパスワードを入力するように要求されます。
複数のセキュリティーデバイスを持っているときは、それぞれに個別のマスターパスワードを必要とします。
先ほどのオプションで、「マスターパスワードを使用する」にチェックを入れると使用できるようになります。
この「マスターパスワード」を使用すると、以下のような機能が使えるようになります。
保存されたパスワードや証明書などの取り扱いに注意が必要な情報を、マスターパスワードを使用し暗号化することによって保護することができます。
マスターパスワードを設定すると、Firefoxを起動してから保存されたパスワードや証明書に最初にアクセスするとき、パスワードの入力を求められます。
このオプション設定にチェックを入れるとマスターパスワードを設定、マスターパスワードを変更...をクリックすると変更、チェックを外すと削除することができます。
マスターパスワードがすでに設定されているときは、それを変更、削除するためにマスターパスワードを入力する必要があります。
要するに、この機能は、パスワードマネジャーはとっても便利なのですが、第三者が、自分のPCを使用した際に、簡単にパスワードが知られてしまうのは非常に都合が悪いので、そこにパスワードを設けてそれを何とかしようとする機能です。まあ、PCを共有している人とか向けな機能ですね
もし、必要ならばこの機能を使ってみるといいかもしれませんね。
ただ、当たり前のことですが、この機能を使う際は、パスワードを忘れないように。
大変なことになります。なぜなら、すべてのパスワードが分からなくなってしまうわけですから。その点、十分に気をつけてくださいね。
※それでも忘れてしまった人向けのソフト「FireMaster」
このソフトで、プロファイルにある、「key3.db」というファイルをディレクトリ指定してください。コマンド プロンプトを使用して解析してくれます。
Security Xploded by Nagareshwar Talekar
http://www.securityxploded.com/firemaster.php
2.パスワードマネジャーのダイアログが出てこない場合
あと、よくある質問で、「IDやパスワードの入力フォームの画面なのに、パスワードマネジャーのダイアログが出てこないよ」というものがあります。
それは、ダイアログが出てこないのではなくって、そのサイトではダイアログが出ないようになっているのです。
もう少し詳しく言えば、Firefoxは、Webページの設定に従い、そのサイトがパスワードを記憶しないようにしている場合は、パスワードを記憶しない仕組みとなっているからです。
(サイト側でautocomplete="off"等の設定がある場合)
※銀行系のサイトとか、特に認証が厳しいサイトにこのような傾向があるよね。
この点、Operaなんかは、そんなことお構いなしに記録してくれるので、その点を理解していないとちょっと危ないとも思いますが、分かっている人にはとっても便利ですよね。
(Operaは確かそうだった気がする…)
このようなサイトでは、パスワードマネジャーを使うのは諦めてくださいね。
それができないのにはそれなりの理由があるのですから、それに従うのが一番安全です。
サイト側も、それを望んで、そのような設定をしているわけです。
それでも使いたいという人向け
そうはいっても、「このPCを使うのは私だけなんだからこのようなサイトでもパスワードを記録してよ」という要望が必ずでてきますよね。
結論から言えば、まあ、拡張で何とかなります。
その拡張は、「Always Remember Password」です。
この種の拡張は非常にトラブルとなりやすいので、MozillaのAd-onsの方には載っていません。
まあ、Firefoxの方針とは違う方向を向いているのですから当然といえば、当然なのですが(笑)。
このような趣旨を理解した上で、それでも、「セキュリティーなんかより便利な方がいい」という方は、自己責任において、この拡張を導入してみてください。私はあまりお薦めしませんけどね。
roachfiend.com ≫ Always Remember Password
http://roachfiend.com/archives/2005/03/03/always-remember-password/
※あらためて言うまでもないことですが、この拡張により、損害が発生しても、私は一切責任を負いかねますので、その点をご了承下さい。
|
各種ソーシャルブックマーク:
|































