お疲れ様です。これで最後です。
(続きはこちら)
この一連の流れに対しての感想ですが、まあ、なんというか、分かっていたことなんですけどね。いざ、こうやって文章となると結構ショックなものです。
私は、経営という観点からすれば、Mozilla Foundationがこのような方針をとるとしたら、そのこと自体は、とても合理的で、正しいことだと思います。
このような議論をすることはとても賢明なことであり、言うことは易しいですがなかなかできない英断だと思います。
ただ、ユーザーとして、いちファンとしては、かなり残念なことですし、心配ですよね。
これからどうなってしまうのだろうって。
※まあ、別に開発が中止するわけではないわけですから、たいした問題ではないと楽観視している人も多いとは思いますけど。
そこで、現実を真っ正面から受け止め、私的な考えを抜きに、客観的に私なりに考えてみると、結局はThunderbirdプロジェクトは終わりなんだなと思いました。
ここでちょっと私見を述べてみたいと思います。
まず初めにそもそも、メールって何でしょう?
コミュニケーションツールの一つですよね。
昔は、コミュニケーションツールといえば、メールがメインでした。ですから、その頃のブラウザがメール機能を標準装備していることは必須の条件だったのかななんて思ったりします。
ただ、時代は移っていき、NetscapeやMozilla Suiteなんかを見ていれば分かりますが、メール機能とかって動作が重くなるというデメリットを超えて、便利じゃなくなってきましたよね。Webメールもその頃からだんだん流行ってきましたしね。その役割の重要性が低くなってきたわけです。
そのこともあり、Mozillaはブラウザ専門のFirefoxと、メール専門のThunderbirdとに分けたという経緯があります。
いま再び考えて欲しいわけですが、どうして2つに分けられたのですか?
もし、両者が統合していた方が便利だというのならば、FirefoxよりMozilla Suiteの方が支持されたわけですよね。
そうじゃないということは、分離していた方が便利だと考える人が多かったと言うことじゃないでしょうか。
この2つは分かれていた方が、機動性や操作性、その他特に動作周りの関係で便利だったという意見が多かったからだと私は理解しています。
では、もう一度戻って、もう一つ考えて欲しいのですが、どうして2つは統合されていたのですか?
それは、いろいろ一つにまとまっていた方が便利だと考えたからですよね。特に、ブラウジングをしている最中に、同時にメールをチェックできれば(Ctrl+2)、それは非常に便利ですからね。
この利点があったからこそ、メール機能を含有したブラウザが好まれた時期があったと私は認識しています。
この2つの点にのみに焦点を当てたとき、この2つの点を同時に満たしてくれるものがあったとしたらどうでしょう?みなさんはそれを選択しませんか?
そうです、Webメールがこの二つの点をともに満たしています。
しかも、Web上にあるので、さらに、どのようなPC環境においても同じ環境を提供し、その同期を考える必要がないというおまけ付きです。
確かに、Webメールの機能が不十分であるならば、そのような特性を備えているからといって特段、絶対的優位に立てるとは言えません。そのようなアドバンテージがあったとしても、機能がショボかったら、まるで意味をなしませんからね。
しかし、Gmailを筆頭に、近年のWebメールはとても使いやすく、そして、機能も十分なものを備えるようになってきました。
そのような社会的流れを前にして、Thunderbirdは立ち向かえるのでしょうか?
Mozilla Foundamationの看板を外して、十分に戦えるのでしょうか?
残念ながら、かなり厳しいといわざるを得ませんね。
前回少し話したように、やはり、Thunderbirdは、一般向けではなく、それに特化した機能を求める一部の人たちのみのギークなソフトとして生きていくしかないように私は思えます。
参考:Browser.js 第1回 Thunderbirdのカスタム:Thunderbirdはじめました
Thunderbirdファンとしては、非常にいうのもつらいのですが、私は前のエントリーに挙げられた選択肢(提案)のどれも失敗に終わるように思えて仕方がありません。そして、一番のポイントはみなさんが考えるような財政的な問題ではないのではないかと思います。
金銭面の問題云々というそれ以前に致命的な欠点がThunderbirdにはあるように思えます。
その欠点をここであえて書く必要はないと思います。なぜなら、Email Call to Actionに寄せられた一つのコメントがすべてを物語ってしまっているからです。
Posted by: Craig at July 25, 2007 10:05 PM
I used to be an avid user of Thunderbird. It is a great e-mail and Usenet client.
However, I honestly must say that I do not have much use for an offline client anymore. On any given day I use three to five workstations, not to mention systems that are not mine. Synchronizing my e-mail and Usenet settings is tedious at best. However, the real killer is that usually one of those systems always being reformatted weekly. Constantly backing up my data, importing it, and then trying to keep them all synchronized is just too much work.
For the last few years I have switched to entirely online options. Gmail, Hotmail etc. solve all of my e-mail problems. Google Groups solves my Usenet problems. No more back ups, importing, and synchronization. It really is an ideal system for me.
Thunderbird has some great features that I miss. Most important to me is being able to see the encoding of a post, something that neither Gmail nor Hotmail specifically support (although defaulting to UTF-8 is very acceptable). Sorting Usenet messages is quite useful too.
However, as good as the features are, an offline client is just not practical for my needs.
While I do hope for a continued, bright future for Thunderbird, I can not grasp how it can survive as an offline client. Synchronization between multiple systems is the biggest obstacle. Firefox, on the hand, provides a platform for solving all of these issues.
What can Thunderbird do support my needs?
Ref 1.Thunderbird終了のお知らせです 1
Ref 2.Thunderbird終了のお知らせです 2
追記:Internet Watch 2007/07/27 12:44
Mozilla Foundation、Thunderbirdのスピンアウトを検討
|
各種ソーシャルブックマーク:
|































