「猿の惑星」の方は原作も読んだけど、全く賛同できなかったよ。
例え私がフランス人だとしてもね。
(続きはこちら)
日本人で「猿の惑星」が好きな人といえば、Cornelius(コーネリアス:映画「猿の惑星」に出てくる考古学者の名前ね)名義で活動していた小山田圭吾さんなんかがいますが、私は映画自体があまり好きではないですね。
確かに、特殊メイクなどの映画のディテール、原作のプロット、演出、そして、なんといっても、「猿の惑星」の最大の見せ場である最後のオチなどは非常に秀悦で、誰が何を言おうがSF映画界の金字塔を打ち立てた作品であることに間違いはないので、日本人にも「猿の惑星」フリークが登場しても何もおかしくはないのですが、私は原作者の思考があまり好きでないから仕方がないのです。
| 猿の惑星 | |
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※何あともあれ、1968年の映画原作が一番いいよね(続編についてはあえて言及しないけど(笑))。ただ、この映画を一度でも見たことがある人は絶対にこのパッケージはどうかと思うよね。
私も、若いときに初めてこの映画を見たときに、(他の人と同様)この最後の衝撃的な終わり方に非常に興奮し、感動して、いい映画だなと思ったわけですが、「猿の惑星」が好きで好きで、調べれば調べるほど最初のイメージが壊れていき、嫌いになっていったという経緯があったので、その点が非常に残念です。
※それならいっそのこと知らない方が幸せだったのかもしれませんね
□猿の惑星 - Wikipedia
ストーリー:宇宙飛行士のテイラー達は、自動操縦での帰還中、ある惑星に不時着した。そこはなんと、人間が猿に支配された惑星だった。
この作品は、原作者であるブールが仏領インドシナにて現地の有色人種を使役していたところ、同じ有色人種である日本人の率いる軍の俘虜となった“屈辱的な経験”を題材にして描かれた(つまり、作品中のサル=有色人種である日本人の暗喩)といわれている。また原作の結末は、映画版におけるハリウッド的・視覚に訴えるものと異なり、さらにもうひと捻りしたものになっている。映画のストーリーは脚本家のマイケル・ウィルソン、ロッド・サーリングが脚色したものてある。
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まあ、この話は割と有名で、私は原作を読んでいるときに気がついたわけですが、こういう考えは私が日本人であるということを差し引いても、非常に残念なことだなと個人的には思います。
確かに、フランス人の差別感(というか、白人至上主義)は非常に厳しいものがありますから(特にこの時代の人の価値観ではね)、原作者ピエール・ブールが特別こういう風に考えていたというわけではなく、彼ひとりを責められるべきものではないのですけど、こういうのは本当に残念ですよね。
※フランス国旗の青は自由を、白は平等を、赤は博愛を表しているのにね
それで、ついでにいえば、ピエール・ブールの小説が映画となったもので有名なものはもう一つあって、こちらも、戦争映画としては非常に有名で、かつ評価の高いものです。こちらもだいたい同じ感じですね。
※映画の方は明示的に「日本人」が出てくるので、非常に「キレイ」に仕上がっていますけど
□戦場にかける橋 - Wikipedia
第二次世界大戦の真っ只中である1943年のタイとビルマの国境付近にある捕虜収容所を舞台に、捕虜となったイギリス軍兵士らと、彼らを強制的に鉄道建設に動員しようとする日本人大佐との対立と交流を通じ極限状態における人間の尊厳と名誉、戦争の惨さを表現した戦争映画。劇中に登場する英国兵への数々の懲罰は原作者のブールが実際に体験したものである。但し、近隣にある戦争記念館にある当時の日本軍によって実施されたものとされる数々の拷問法なども、日本人の発想にないヨーロッパの魔女裁判にて行われたものを後年脚色して展示したものである。
ブールは有色人種の捕虜となったこと、懲罰を通して受けた屈辱を生涯忘れなかったとされ、映画化作品における、日本人との間に信頼関係が築かれるという脚色に不満を抱き、後年発表したSF小説『猿の惑星』で日本人を猿として描くことでそれを解消したという見解も存在する。
| 戦場にかける橋 | |
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どちらの映画も、そういう話を抜きにすれば、非常に面白い映画なのですが、裏話というか、こういうものを知ってしまうと、一気に萎えてしまいますよね。
まあ、映画というのは、「世界戦略をなすための一つの媒体だ(プロパガンダ)」と旧冷戦時代にいわれていたことを考えれば、そもそもそれが本質なのかもしれませんけどね。
ちなみに、むかし懐かしの「インベーダー」にもそういう話があって、あれはゲーム化する際、人間がばったばった倒されるのはどうかということが問題となって、宇宙からのインベーダー(侵略者)となったという裏話があります。
でも、「宇宙人ならいいのか」というのもありますよね(笑)
いい宇宙人かもしれないのに…
まあ、逆に考えれば、元来、人間というのはそういうものなのかもしれませんね。
そうだとするならば、「猿の惑星」は「裏」の「裏」の「裏」のメッセージを読み込むことができるのならば、人間の本質を描いた非常に素晴らしいという作品なのかもしれませんね。
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チャールトン・ンヘストン逝去
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