元ネタは、確か中国の古典だったと思います。そして、どの古典だったか全然思い出せないのですね(有名な話なのですが、残念ながらどの本のどの回の話か失念してしまいました。すみません。)。
まあ、オリジナルが思い出せなくても、その「本質」部分は記憶に残っていますから、話としては分かっていただけると思います。
(続きはこちら)
確か、ある国の君主が「死んだら人はどうなるのか」と質問したところで出た話だと思います。
そして、その話がとっても面白かったので一同の笑いを誘ったというエピソードです。
これがなかなか機転が利いていて面白いのです。
では、その話に入る前に、せっかくですからみなさんもちょっとその答えを考えてみましょう。
この話の前提条件は、
(1)死んだ人はこの世とは別のところ(あの世)に行く
(2)死んだ人は誰ひとりとして生き返る者はいない
(3)誰ひとりとして生き返った人はいないので、「あの世」がどんなところか分からない
と、これくらいでしょうか。
もっと面白い視点があるかもしれませんが、一般に「あの世」として考えるようなイメージとしてはこんな感じでしょうね。そして、あとは、頭の体操ですね。これをどう考えるかというお話しです。
ここで、ちょっとヒントを出すと、この中では(4)が一番重要ですね。「あの世」が「誰ひとりとして」知らない場所であるという点がポイントです。そのまま素直に考えれば、「誰ひとり」として「知ることはない」のだから、そこがいい場所であろうが、悪い場所であろうが、分かるはずはないことになりますが、ちょっとひねって考えると一つの答えを導くことができます。
では、少し考えてみてください。
ちなみに、この話が面白いのは、みんなの了承を得られるようなこと(見えない条件)を新たな条件として付け加えて答えを導き出しているところですね。こういうウィットに富んだ発想をいつも持っていたいものです。
さて、では答え合わせをしたいと思います。
「あの世」がいいところである理由は、
「一度死んだ人間は、誰ひとりとして戻ってくることがない」
からです。
もし、仮にあの世が悪いところでしたら、ひとりくらい帰ってくるだろうというわけですね。
あの世はとってもいいところだから、みんな帰ってこないのだろうというわけです。
※直接に、「あの世」がいいところか悪いところかを決めるのではなく、間接的にその答えを導き出しているところが上手いですよね
まあ、「あの世が悪いところでも、かえってこれないかもしれないじゃないか」なんて野暮なことをいってもはじまらないわけで(笑)、「人間はいいところだとそこに長くいたがるものだ」という(みんなの了承を得やすい)見えない条件を付け足して答えを導き出しているところが、とっても上手く、面白いですよね。私は、それを純粋に楽しめばいいんじゃないかなと思います。
こういう機転の利いた発想をいつも持っていたいものですね。
今回は以上です。
|
各種ソーシャルブックマーク:
|



























